天使の処刑人 バイオレット&デイジー(Violet & Daisy)


『天使の処刑人 バイオレット&デイジー』予告編 - YouTube

 

"邦題に騙されるな"

 

予告を観た段階では「Kick Ass」みたいなアクションかと思いきや〜、な映画でした。

 

少女2人組は実は殺し屋で、ガンガン銃をぶっ放しながらターゲットを殺していくアクション。と思いきや、全然殺し屋っぽくもなく銃を持った女の子。

新しいドレスを買うお金を調達するために殺しを引き受けたり、グロテスクという理由でナイフは使わなかったり。

 

騙されたー、と思いながら最後まで見た結果、これは少女の成長のお話なのでは?と。

一緒に住んでいる仲良し女の子は、実はお互いのことをあまり知らなくて、あるターゲットとの会話をきっかけにそれぞれが成長していく。

 

そういう観点で見ると、まあまあな仕上がりでした。予告編に騙され、邦題に騙され。

でも原題を見ると、ああ、そういうことかと。

 

全部で10のパートで構成されていて観やすいような気もするけど、設定が謎というか、一貫していないというか、なんとも微妙な仕上がり。

 

主演2人はかわいい。デイジーの方はどっかで見たと思ったら「グランド・ブダペスト・ホテル」のヒロインでした。

 

かわいいから許せる、そんな映画でした。