FRANK

"純粋"

 


画『FRANK -フランク-』予告編 - YouTube

 

昨日は朝から音楽映画を立て続けに3本観たので、怒涛の更新が続きます。

まずは1本目の「FRANK」。

 

「それでも世は明ける」や「X-men」に出演しているマイケル・ファスベンダーや、「アバウト・タイム」なんかに出演しているドーナル・グリーソンが出ています。

ヒロイン?には、「ダークナイト」のマギー・ギレンホール。この人を見るといっつもキャリー・フィッシャーを思い出します。

 

さてさてストーリーに。

ひょんなことからあるバンドに入ることになった才能なしの作曲家・ピアニストのジョン。そのバンドには被り物をしているFrankがいて、彼らのバンドは他に類を見ないような音楽をやっていて、ジョンは売れるようにYouTubeに投稿して有名になっていくものの〜みたいな感じ。

 

なんといってもフランクの被り物のインパクトがすごい。ずーっと一日中寝るときもシャワー入るときも被ってる。すごいですね。バンドのメンバーですら素顔を見たことがないなんて、ほんとすごいバンドだなって思います。フランクの才能ひとつで繋がっていて、楽しいからこそ一緒にバンドをやっている。そんなところにジョン。

ジョンはフランクの才能を感じ始めて、売れたいと思うようになってしまいます。

 

才能があっても売れたいと思わない人、才能がなくても売れたいと思う人。見える位置にいる人はわざわざ見たいと思わないし、見えない位置にいる人は見たいと思ってしまう。そんな構図の映画だったのかなあなんて思います。音楽に関して言えば、単純に芸術としての楽しみ方、商業的な利用が議論されがちですが、まさにそんな映画だったのかなあと思います。

 

被り物をしている理由、音楽をやる理由。考えれば考えるほど面白そうです。