ジャージー・ボーイズ(Jersey Boys)

"焦点"

 


映画『ジャージー・ボーイズ』予告編 - YouTube

 

就活もそろそろ終盤、ということで卒業研究の方にも手を出していかないと!な状況にもかかわらず体育祭を控えており、なかなか焦点が定まらない今日この頃です。一つ一つしっかり焦点定めてやっていかなきゃなあと思っています。思っているだけです。

 

二兎を追うものは〜のように焦点のお話はいろんなところでされますが、映画でも同じことでは?と思います。そんな映画がこちら、"ジャージー・ボーイズ"です。

クリント・イーストウッドが監督を務めた、実在のバンド「フォーシーズンズ」に焦点を当てた作品です。

 

いやー、現実に限らず焦点を絞るってのは難しいみたいです。クリント・イーストウッドの作品ということで、西部劇のようにフランキー・ヴァリの1人に絞って話が進むのかと思いきや、やっぱりタイトル通りグループに焦点が当たっていて。ところどころ、「あれ、こんなことあったんだ。あれ、出てきてたっけ?」みたいになりました。

人の集団であるグループに焦点を当てることがいかに難しいか、そんなことを感じながら観てました。

 

もちろん、有名曲が出来上がった背景とともにその曲を実際に楽しめる点ではすごくおもしろい作品でした。キャストもブロードウェイ出身の人を使っていたりと、さすが歌うまいです。ですが、これほんとにクリント・イーストウッドが監督である必要あったかなあと思います。確かに、映画全体の雰囲気とか、少し間延びする部分とか感じる部分はあったものの、もっと他に撮るものがあったのかなあとも思いました。

「ジャージー流」はさすがでした。

 

フォーシーズンズをもともと知っているとより楽しめる、知らなくても楽しめる。ミュージカル調で観やすいので是非一度観てみてください。